キーワード削除投票システム案について(3) 改定案(本命)

 以前の案を踏まえて、同システムの改定案を2つ(本命と代案)考えました。
 まずは、本命のほうからご紹介します。

  1. 削除提案カテゴリーによる削除投票
    • 暫定名称:
      「削除提案」
    • 目的:
      作成ミス・賞味期限切れなどで、平和的な削除が期待できる場合の簡易決議
    • 発動条件:
      「削除依頼可能者」が削除提案カテゴリーに変える。
    • 削除依頼可能者:
      キーワード作成者・キーワード編集者
      (ただし、同一人物が 同一キーワードに対して、2回連続で提案するのは禁止)
    • メールによる連絡対象:
      キーワード作成者・キーワード編集者
    • 投票者:
      キーワード作成者・キーワード編集者
    • 投票期間: 一週間
    • 存続・削除の判断:
      投票者全員が削除に賛成のときのみキーワード削除。
      その他の場合は存続。
    • 議決後の処理:
      • 存続が否決されたキーワードは自動的に削除(削除の概念は要変更かも。時間が出来次第後述の予定)。
      • 存続となったキーワードは、一定期間(たとえば一週間)後 いつでも「削除提案」をしなおせる。ただし、同一(つまり、同一kidを持つ)キーワードに対して 「削除提案」できるのは、一人一回のみ 同一人物が連続して「削除提案」することはできない。
      • 同一ユーザーによる2回目以降の削除依頼 もしくは 第三者による削除依頼は、後述する「簡易評議会」によるプロセスを用いる。
      • 削除となったキーワードは一定期間(たとえば一週間)後 復活できる。ただし、復活できるのは (第三者も含めて)一人一回のみ 同一ユーザーが連続して 復活させることはできない。(復活の際は、削除時と同一kidを持つ。変更履歴・コメント・スコア・削除提案履歴も以前のものを引き継ぐ)
    • 備考:
      投票期間(一週間)や次回の「削除提案」までの期間(たとえば一週間)の間、当事者は十分な議論を行うのが望ましい。
  2. 簡易評議会による削除投票
    • 暫定名称: 「簡易評議会」
    • 目的:
      「削除提案」による平和的解決が出来なかった場合の決議
    • 発動条件:
      「削除依頼可能者」が簡易評議会カテゴリーに変える。
      「削除提案」の「削除依頼可能者」が依頼する場合、「削除提案」による投票プロセスを一度は通過していること。(つまり、第三者は この制約を 受けない) ← 削除依頼テロ対策を忘れてました。
    • 削除依頼可能者:
      はてなダイアリー市民
    • メールによる連絡対象:
      キーワード作成者・キーワード編集者・リンク可否投票者
    • 投票期間: 一週間
    • 存続・削除の判断:
      有効投票数(たとえば、20票)以上の投票があり、投票者の7割超が削除に賛成のときのみキーワード削除。
      その他の場合は存続。
    • 議決後の処理:
      • 存続が否決されたキーワードは自動的に削除。
      • 存続となったキーワードは、一定期間(たとえば三ヶ月)ユーザー側では削除できない。その後は「削除提案」からやりなおせる。
      • 削除となったキーワードは一定期間(たとえば三ヵ月)後 復活できる。(復活の際は、削除時と同一kidを持つ。変更履歴・コメント・スコア・削除提案や評議会履歴も以前のものを引き継ぐ)
    • 備考:
      投票期間(一週間)の間、投票者は過去の議論を踏まえつつ十分な議論を行うのが望ましい。


 書いてるうちに何かおかしいところが有る気がしてきました。
 あとで修正するかも(^^;

キーワード削除投票システム案について(4) 改定案(代案)

 次は、代案のご紹介です。
 こちらは、現行のキーワード削除投票システム案を踏まえつつ、なるべく少ない変更で適正化を図る案です。
 あちこちに綻びはありますが、100点満点ではなくとも現実解を模索する方向で考えました。
 ちなみに、黄文字で下線付きの部分が変更箇所です。

  1. キーワード削除投票システムによる削除投票
    • 暫定名称:
      キーワード削除投票システム案(改)」
    • 目的:
      「自主的削除」「解釈の相違による争議行為」の両方に対応した削除システム
    • 発動条件:
      「削除依頼可能者」が削除予定カテゴリーに変える。
    • 削除依頼可能者:
      はてなダイアリー市民
    • メールによる連絡対象:
      キーワード作成者・キーワード編集者リンク可否投票者
    • 投票期間: 一週間
    • 存続・削除の判断:
      1. キーワード作成者・キーワード編集者の全員が削除に賛成した場合はキーワード削除。 ・・・(a)
      2. 有効投票数(たとえば、20票)以上の投票があり、投票者の7割超が削除に賛成した場合はキーワード削除。 ・・・(b)
      3. その他の場合は存続。
    • 議決後の処理:
      • 存続が否決されたキーワードは自動的に削除。
      • 存続となったキーワードは、一定期間(たとえば三ヶ月)ユーザー側では削除できない。
      • 削除となったキーワードは一定期間(たとえば三ヵ月)後 復活できる。(復活の際は、削除時と同一kidを持つ。変更履歴・コメント・スコア・削除提案や評議会履歴も以前のものを引き継ぐ)
    • 備考:
      • 投票期間(一週間)の間、投票者は過去の議論を踏まえつつ十分な議論を行うのが望ましい。
      • この案では、(a)と(b)のどちらで削除されたのか判らないのが難点です。何か工夫が要るかもしれません。


 とりあえず、ここでトラバしておきます> id:hatenadiary様 , はてなダイアリーへの要望

専門的キーワードについて

 今回の削除投票システム案では、利用者の少ない(?)専門的な「辞書・百科事典」的キーワードの利用者から、不安の声が上がっています。
 ぶっちゃけ、多数決は少数派に(あからさまに)不利であるという主張です。


 「最大多数の最大幸福」を主張しているsasadaが言うのもなんですが、上記の主張は理にかなっていると思います。


 少数の人しか利用しない(キーワードスコアの低い)キーワードであっても、それを理由に削除されるのでは、モデレーションを導入した甲斐がありません。
 対策が必要でしょう。



 現状ではてなスタッフ様が用意している回答は、

 また、特定のユーザーのみで独立したキーワード空間を持つことのできるはてなグループhttp://g.hatena.ne.jp/)のリリースを行い、こちらも無料で利用を可能としました。はてなグループ内のキーワードについては、独自のルールで好きなキーワードを登録することができます。


かと思われます。
 私は、専門的キーワードに対するアプローチとしては これもアリだと思うのですが、若干システム的に不備(というか不満)があります。

  1. はてなグループのキーワードを引用するとき、「g:グループ名:keyword:キーワード」と表示され、現行のダイアリー キーワードの代わりとするには、文章上の“すわり”が悪い。
  2. はてなグループのキーワード側からダイアリーの日記・キーワードを捕捉出来ないので、同好の士を見つける役に立たない。


という2点です。


 1点目に付いては、専用の省略記法を用意すれば良いのかもしれません。
 たとえば、[[[g:グループ名][キーワード]]]とか記述すると、<a href="http://グループ名.g.hatena.ne.jp/keyword/キーワード" class="okeyword">キーワード</a>と表示するとか。


 2点目は・・・、どうでしょう。「含む日記」「含むキーワード」のダイアリー版をグループの方にも設置して欲しいのですが、難しいでしょうか。
 せめて、キーワードに対するgoogleサーチを設置してもらえれば、検索名人以外も納得していただけるかもしれません。(--;



 なんにせよ、自動リンクを前提としないキーワードの生きる場所として はてなグループが便利に使えるなら、幾つかの問題を回避することにより、キーワードの可能性を広げることが出来るのではないかと思います。

設定変更(^^;

 はてなモジュールの属性やclass指定が変わりました。(id:hatenadiary:20040701#1088665611)
 ダイアリーの設定はソッコーで直しました。まあ、善しとしましょう。


 ところで、やっぱり はてなグループの方も 動揺 同様の変更が入るのでしょうね・・・。
 いったい、いくつのグループで設定を直さなければならないのでしょうか。(答え: 8つ) *1



 ま、「教えて?D」の主役だった(笑)サイドバーの設置関係とか、人によっては便利になるみたいだし、多少の手間は気にしない!! (^^)

*1:はてなグループに導入されたら、ひさしぶりにベータグループで遊べるかもしれません。(笑)

かんたんデザイン設定

 そうそう、簡単設定はJavascriptをONにしていないと使えないみたいです。
 ボタンを押すと、別ウィンドウ(か別タブ)が開きます。


 実際に設定すると、現在の「テーマ」「ヘッダ」「フッタ」がクリアされるようなので注意してください。


 設定を変えずに元に戻るには、「ウィンドウを閉じる」ボタンを押せば良いみたいです。
 (私はそれでセーフでした)


 この機能を実際に試す方は、その前に、詳細設定画面で各種設定を保存しておいて、万一に備えることをお勧めいたしまーす。

キーワードの削除について

 キーワードモデレーションシステムの登場以来、キーワード削除 → 復活でキーワードのスコアが初期化されることに対する問題提起がなされています。
 また、キーワードの履歴やコメントを *キレイ* にする目的でキーワードを削除する方もいらっしゃるようです。


 個別に見ていけば、上記のようなケースでも妥当な場合が有り得ると思いますが、原則としては、キーワードの歴史は(削除・復活のプロセスを超えて)引き継がれるべきではないでしょうか。*1


 上記の考えを踏まえて、キーワード削除状態の定義を下記の様に変更することを提案します。

  1. キーワードは、同一カテゴリでは一つしか登録できなくする。
    (キーワード名+カテゴリでkidが一意に決まるようにする)
  2. 削除されたキーワードのスコアは0とするが、その直前のリンク可否の投票履歴は覚えておいて、キーワード復活時に再現する。
  3. 削除されたキーワードの変更履歴は覚えておいて、復活時には再現する。
  4. 削除されたキーワードのコメントは覚えておいて、復活時には再現する。
  5. 削除されたキーワードは、(復活するまで)「含むページ」「含むキーワード」を捕捉しないようにする。(途中にブランクが出来る)
  6. 削除されたキーワードは、(復活するまで)キーワードリストや同APIからアクセスできなくする。

P.S.
 第一番目の項目がポシャると全てが没になるという、おそろしい提案であることに気付いたのは、今日の日没後のことでした(^^;


*1:個別対応は、理由を添えてはてなスタッフ様に依頼する方法でも運用可能ではないかと思います。