読了「マリア様がみてる ―特別でないただの一日」

 マリア様がみてるシリーズ 19巻 18巻 *1マリア様がみてる 18 特別でないただの一日 (コバルト文庫)」を読了しました。

 文化祭の準備から本番まで。ちょうど第一巻の一年後のエピソードになります。サブタイトルの「特別でないただの一日」はフェイクだろうと思ってましたが、こういう意味でしたか。ある意味、自らの手で楽園を作る物語ですね。


 内容的には、文化祭の演目「とりかえばや物語」の練習風景や文化祭当日のお祭り騒ぎに絡めて、祐巳の妹候補(?)二人のエピソードを中心に進みます。
 可南子がハリガネ、瞳子がバネですか。笑った。
 あと、瞳子が電動【ドリル】と呼ばれました。私の知る限り、本編中で【ドリル】と呼ばれたのは初めてではないでしょうか。


 今回は久しぶりに瞳子の出番があったので、sasada的には満足です。
 次巻からいよいよ妹選びが始まるのでしょうか。
 まずは、11月の剣道大会までに妹を決めなければならない由乃編かと想像します。祐巳の妹選びはその次かな。
 間に短編集も入るかもしれません。
 まだしばらくはハラハラさせられそうです。ドリルがんばれー!!

*1:あとがきによると、プレミアムブックは別格なのでカウントしないそうです。ショートが一本入ってるのに;;;