何に使う? はてなグループ
「keyword:何に使う? はてなグループ」というキーワードが出来てます。
ベータグループとしては、かなり重要なキーワードだと思います。アンテナ入り決定。
はてなグループでは、キーワードの使い方がキモになりそうです。
グループメンバーであれば、誰でも(グループのルール内で)自由に使えるキーワードは、凄く魅力的です。
その反面、排他制御の機能が弱いので、共有オブジェクトでありながら、複数者による更新頻度が高いニーズには使用しにくくなっています。
また「誰でも」作成・変更できる点は柔軟性に優れている反面、決裁を受けてフィックスされた内容でもサラッと変更できる危うさも持ちます。(特に企業ユース)
この特徴をプラス方向に活かす用途にこそ、はてなグループは向いてるのだと思います。
たとえば、業務フローを解析して見直す作業があるとします。
このときキーワード化すべきなのは、スケジュールとか会議室予約とかではなさそうです。コメント欄なりいわしツリーがキーワード用に出来るまでは、会議自体のキーワード化も難しそうです。(担当者を指名すれば、会議資料や議事録は作れますけど)
キーワード化の切り口は、解析すべき業務の要素・要因とか状態遷移図(は面倒だから表)とか、独立性の高いものになりそうです。
多くの人が共有(技術的にはリンク・閲覧)するけれど、更新者は1名もしくは(排他制御しなくても良い程度の)少数であるようなモジュール化。
そのような用途があったときにこそ、はてなグループの導入を検討することになるでしょう。
結局、キーワードは更新担当者を明示して、そこへの書き込みは、グループ日記上で(リファやコメント投稿を利用して)依頼する形が多くなるのかもしれません。
とくに企業ユースでは、内容決定の承認などという、うざったいプロセスが、頻繁に挿入されますので、「承認経路が無いグループウェア」としては、運用でのカバーに なんらかの工夫が要りそうです。
ただ、企業ユースでは、システム的にもキーワードの(管理者and/orメンテナー)パスワードによる編集ロック機能くらいは欲しいです。
承認と排他制御の問題を、かなり単純化してくれると思います。> 一応、「keyword:はてなグループ提案リスト」行き。