上位法・下位法


 上位法・下位法がプチ・ブームになっているようです。
 あるいは、もう流行おくれでしょうか。


 「名詞限定」(上位規定)と「例外規定」(下位規定)がどうこうとか、いや上位と下位が逆だろうとか、その二つに上下は無いなど、それぞれに味がある、気持ちの良い議論が続いたようです。
 実に興味深いです。


 まあ、ダイアリーのヘルプにおいて両者の上位下位を特に定めていないので、あまり実の無い論議に思えます。
 そもそも、名詞限定という言葉がヘルプに書かれていません。(ですよね? < 弱気)
 【「普通名詞」と「キーワードに適した固有名詞」、および「多くのユーザーにとって有益であるため固有名詞化されたキーワード」】と (A or B) or C のロジックで、並列表記されています。


 「名詞とは何か?」あるいは「名詞は再定義可能か?」というのは確かに興味深い論点ですが、どこまで突き詰めても、今回の騒動(特に実力行使の部分)を正当化するものではないでしょう。


 キーワード名称に関するルールについては、趣旨を理解し、常識で判断するべきことだと思います。
 それが可能なのですから。
 俺理論に基く俺ルールを展開しても、多くの賛同を得ることは出来ません。
 合理性に欠けますよね?



 関係有りませんが、id:mitty:20031229コメント欄の「クラブ名と有益性」論議は読み応えが有りました。(いや、つい目に入ってしまいまして;;; )
 関連して、id:hmori:20031229も。
 この辺のやり取りを見ている限り、まだまだ はてなは大丈夫だと安心しました。


 ちなみに、id:hmoriさんの『はてなダイアリークラブカデゴリーに属するクラブキーワードは全て、多くのユーザーにとって有益であるので固有名詞化されたキーワードとして解釈します。』という一文は、名文だと思います。
 『はてなダイアリークラブカテゴリーに属するクラブキーワードは、「多くのユーザーにとって有益であるため固有名詞化されたキーワード」です。』という現行の文の代わりに採用可能かもしれません。


 私なら若干修正して、


 『はてなダイアリークラブカデゴリーに属するクラブキーワードは全て、上記「キーワードにできる言葉」中の「多くのユーザーにとって有益であるので固有名詞化されたキーワード」として扱います。』


くらいにします。
 私が書くと長くなるのが欠点ですね。