はてなダイアリーにおけるルールに関する一考察への補足

 私が理解している範ちゅうで、元情報の補足をば。(もっと“偉い人”の突っ込み希望!!)


 第1節より、『ガイドラインの性格は【明文化された社会通念】』とのこと。
 間違いではないと思いますが、より正確を期して。


 ガイドライン、とくに「キーワード作成ガイドライン」の様に揉まれた歴史のあるものは、単なるユーザー合意だけでなく、過去の経験(騒動・議論・結論)に則り、運営者(有限会社はてな:当時)が、はてなダイアリー日記はてなダイアリーヘルプなどで公式見解を示された内容が反映されています。


 そういう意味では、【社会通念】というより【運営方針】に近い性格のものが、多く含まれます。


 評議会が司法なら、「キーワード作成ガイドライン」は、“判例集の法解釈”に近い位置付けだと理解しています。
 ちなみに、キーワード「keyword:キーワード作成ガイドライン資料集」が、判例集に相当するかと思います。



 同じく第1節より、『もしガイドラインに反する行為(キーワード作成)が行われようとも、それを禁止できるだけの強制力を持っていない。』も、その通りです。


 敢えて補足するなら、ガイドラインに反する行為については、それを理由にキーワードを削除予定にまわすことができますし、それを契機にキーワードの妥当性の検証を行うのが【通例】のようです。
 キーワード削除に関するルールと【慣習】は、キーワード「keyword:キーワード削除ガイドライン」にまとめて(あるいは、まとめつつ)あるようです。



 第2節以降は、また気がついたらということで(^^;


 あと、はてなダイアリーヘルプ(http://d.hatena.ne.jp/help)は、ガイドラインの一つと言う位置付けで宜しいのでしょうか? > id:genesisさん


追記: 2004-3-3

 id:genesis:20040302への追記の形で、お返事をいただきました。


更新: 2004-3-4


 同文章の更新に伴い、引用部分を更新しました。

 id:sasada:20040302#1078190714にて、はてなダイアリーヘルプとの関係についてお尋ねをいただきました。ヘルプは、利用規約の解説として管理者が執筆するものであり、利用者が関わることはできません。利用規約よりは下位に位置しますが 利用者が作成するガイドラインよりは上位に位置します。利用規約とヘルプの関係は、さしずめ法律に対する 政令 のようなものでありましょう。【これについては id:hakuriku さんより、同列にある「施行法」を例に挙げた方が適切ではないかというご指摘をいただきましたので、改めます。】


 なお、同じ文書において、キーワード削除ガイドラインについての言及をいただきました。これについてですが、現時点では管理者が作成した文書(ヘルプ)から参照されていないので、キーワード作成ガイドラインよりは弱い存在です。作成ガイドラインから削除ガイドラインへの橋渡しもありません。その通用力が低いと思われたことから、本文中では取り上げませんでした。


とのことです。
 ありがとうございました。