「はてな」社長の夢

 ITmediaニュースより。
 「自分の手でネットを“進化”させたい――「はてな」社長の夢


 なんと言いますか、近藤社長らしいコメントです。
 人力検索を始めた動機が「ご尊父でも使える検索システムを」であったことは有名ですが、はてなダイアリーはてなブログでないことにポリシーが有ったのは、初めて知りました。
 初めての(仮)の記述を見直さねば(^^;;;


 『経費はかかっても、ユーザーは多ければ多いほどいい』というのに泣けました。

 ユーザーが増えるとサーバの増強も必要。経費はかさむばかりだが、それでもユーザーは多い方がいいという。「自分がいいと思ったサービスはたくさんの人に使ってもらいたい。どんなすばらしいアイデアも、たくさんの人が実際に使ってくれないと意味がないし、多くの人に使ってもらえば、そこに新しいコミュニケーションやビジネスモデルも生まれる」(近藤社長)。


 このポリシーに共感!!


 あと、『死ぬときに自慢できる成果を残したい』の部分。

自転車、特にロードレーサーは、人が本来持っている“空間を移動する力”を限界まで伸ばして最速で走れる完成された道具。ネットも、人間がもともと持っている考える力や知的な力を、飛躍的に伸ばす可能性を持った道具だ。ただし完成形には程遠く、これからまだまだ進化する

例えば、1億円稼いだとか、いい車を乗り回しているとか、そういうことは死ぬ時の自慢にはならない。でも『インターネットでたくさんの人が当たり前のように使っているあのサービス、実は僕が考えたんだ』と言えたら、それは死ぬときに自慢できる。そういうものをたくさん作りたい


 私も、時代の一証人として、及ばずながらも参加していきたいです(^^)


 久々に、いい記事だったと思います。