獲得ポイントランキング

 上のセクションを受けて、漫然と考えました。


 ランキングは、当初与えられた役割とは違う方向に行ってる気がしますね。
 一時的なことなら それでも良いのですが、ちょっと心配です。
 キャンペーンに限らず、今の状況を放置すれば困ったことになるのは間違いないでしょう。


 人力検索は、ダイアリー以上に性善説を前提としたシステムです。
 「聞きたいことに答えてくれる人が居て、その回答がウソでないと信じれる。もしくは、ウソや間違いを訂正してくれる人が居る」ことが、大前提となっています。
 そこに なんらかの悪意が介在していることが常識になってしまえば、崩壊するしかありません。
 人力検索に存続してほしいと願う人は、(他力本願ではなく) 善意のシステムの存続に努力する時期でしょう。スタッフ・ユーザー共にです。


 ごく個人的には、回答者には名誉を与えるべきで、金銭的価値は二の次だと考えています。
 名誉に価値を見出す回答者を集めることができれば、人力検索はこれまで通りのクオリティを維持可能でしょう。*1


 つまり、「ランキングによる名誉」は装置として有効ですけど、それをポイントで計る必要はなく、むしろ有害です。そろそろ名誉と金銭的価値を分離すべきです。
 名誉はユーザー評価*2でも計れます。*3
 キャンペーン賞品についても、謝意を伝えるに足る「寸志」を越える商品的価値をプレゼントする必要もないかと愚考します。プレゼントなんか、「はてなマークの形をしたゼム・クリップ 2個」とかで十分でしょう(^^;



 ともあれ、この種の問題は、システム的に「▲▲を止めればいい」だけでは解決しないことが多いです。面倒でも苦しくても、何が大事で、何が悪くて、どう変えていけばよいのかをセットにして考えないと、いずれはジリ貧だと思います。はい。

*1:それ以上のクオリティを求めるなら、専門カテゴリーの拡大と同カテゴリ専従のプロ回答者の導入が近道だと思います。はてなの目指すところとマッチしている自信はありませんが(^^;

*2:たとえば、いわし民による投票。多重IDがチト怖い。

*3:ベストアンサー賞(質問者10点、その他のユーザー1点で投票とか)の導入で、得票数や率を競えばよいと思います。こーゆーことを提案すれば必ずワーストアンサー賞が欲しいと言い出す人が出てきますが、それは必要に応じて別途考えるとして(笑い)