多重IDの防止について
重要かつ、困難なテーマですね。
当初は、匿名プロクシの禁止と(フォワード解析などを含む)同一IPの監視で、技術的にある程度の防御が出来ると考えてました。
が、いままでの実績として、同一IDかつ類似の文章表現で お互いの発言を擁護するような行動を繰り返すユーザーでも、「同じパソコン(とメールアドレス)を使っている異なるユーザーだ。証拠もないのに憶測で非難するな」みたいなクレームがあり、引き下がらざるを得ないこともありました。
もう、開き直った方の勝ちです(^^;
性善説に立てない以上、ネットワーク技術だけに頼ったIDチェックは困難だと思います。
つまるところ、どこぞの銀行やプロバイダみたいに、
- 暫定ユーザー登録はオンラインで即時に行なう。
- 実ユーザー登録は、郵便など本人確認のできる方法で行なう。*1
(実ユーザー登録用URLとパスフレーズを発行して郵送。これらと暫定ユーザー登録時のパスワードで、実ユーザー登録) *2
というのが正しいと思います。
暫定ユーザーでも、はてなサービスのほとんどは使えるようにしておいて、実ユーザー登録を永遠にしなくても「はてな」を楽しめるようにしておくのが肝心です。*3
その上で、キーワードの編集、評議会やモデレーションの投票、いわし発言などの「市民権」は、実ユーザーに限ります。
この方法なら、気軽に参加できるというメリットを大きく損なうことなく、多重IDによる多数派工作や自作自演を(あまり)疑わなくても良くなりますし、揉め事の起きやすいキーワードやいわし界隈の発言での自重も期待できます。
どんなものでしょうかね(^^;
P.S.
この案の最大の欠点は、公称5万人だか10万人だかの現行ユーザーの扱いをどうするかですね(爆)