(まとめ)キーワードルール改訂の考え方(sasada版) 2004-8-22

 あまりにも長い文章でしたので、ダイジェスト版を作ってみます。(でもやっぱり長い)


 ルール改訂で焦点になるのは、『キーワードに出来る定義の明確さ』と、『登録可能範囲の妥当性』と考えられます。
 これは、今までに起こったトラブルからの推測です。


 また、『登録可能範囲の妥当性』とは、大枠でトラブルを避ける為のキモであり、『キーワード登録ルールの安全性』でもあります。


 なお、これらに優先する条件として、『キーワード登録の自由度』は、最大限保証されるべきです。
 あと、ルールは分かりやすくないと、守ってもらえません。


 これらを鑑み、

  1. キーワード登録の自由度
  2. 定義の明確さ、
  3. ルールの分かりやすさ
  4. ルールの安全さ(登録可能範囲の妥当性)

の順に優先するなら、原案の

『制限された範囲(名詞の多く) + 特別に許可した範囲(一部の非名詞)』方式


より、

『許可された範囲(理念) - 特別に制限された範囲(不適切なもの)』方式

のほうが望ましいと思われます。
以上。



付記:


 ルールの安全性を優先するなら、原案同様、

『制限された範囲 + 特別に許可した範囲』方式

が望ましいと思われます。


 ただし、「制限された範囲(名詞の多く)」と「特別に許可した範囲(一部の非名詞)」を明確に定義できないと、安全性が確保できません。
 明確性も安全性も確保できないなら現状の問題も改善できないので、コストに見合わなくなります。(註: この文は、当セクション追加分)


 この方式で行くなら、『登録可能範囲の定義の明確化』に加え、『「特別な許可範囲」をルールへの挑戦なしに充実させる方法』も重要になります。