キーワードルール改訂の考え方(番外: 覚書1)

 保留キーワード(by sugioさん) *1 について考えてみました。
 保留キーワードとは、ダイアリー側から自動リンクせず、キーワード側からも捕捉しない、削除の一歩手前のキーワードのことです。


 まったく自動リンクしないキーワードは、一般の人の目には留まりにくいですから、新たな利用者はなかなか出てきませんよね。
 キーワード側からの捕捉機能すら止めれば、更に利用者がガタ減りするから、なおさら陳腐化しそうです。


 でも、それは予定のうちです。
 そのキーワードに興味を持つ少数の人が満足できて、その他大勢の人と棲み分けられるなら、その価値は十分にある、と考えてました。


 でも、その少数の当事者が興味を失ったらどうなるのでしょう。
 ・・・ある意味、ここまでは考えが及んでいなかったようです。



 キーワードは、wiki同様、当事者が興味を失った時点で、更新が停止してしまいます。
 当事者が興味を失い、誰にも更新されず、捕捉されず、捕捉もしないキーワードに、存在意義は残りません。



 うーん、この理屈には隙がなさそう。*2
 キーワードには、細々とでもいいから、メンテナーが現れる余地を残しておかねばならないようです。


 つまり、 単純な保留キーワードは、はてな的に受け入れられないのかもしれません。


 そうなると、人の目にも触れず、更新もされないキーワードは、強制的に次のプロセスに移行させる必要が出てきます。
 それは、登録待ちへの差し戻しかもしれないし、削除かもしれない。


 ここまでは、ほぼ決定っぽい。
 一工夫、要りそうです。


 どんなプロセスをたどるにせよ、どこかのタイミングで、「キーワードとして適切かどうか」について、民意を問う必要が出てくるでしょう。
 いずれにせよ、ルーティーン的に数を捌くには、簡易評議会が必要になりそうです。


 できれば、単なる多数決ではなく、それまでの経緯を活かした民主主義的多数決にしたいものですけど、難しいのかなぁ。はてなに議論ツールと議事録(ログ)記録ツールが無いのは、本当にイタイっすね。



補記:



*1:sasada的には停止キーワード

*2:ネタ元は、「はてなの本」掲載の近藤社長インタビューです。