住所登録問題に対するパブリックコメント
私は、(2)のサービス選択派です。
各サービス別認証レベル一覧のまとめ
用語解説
サービス別認証レベル一覧
- はてなフォトライフ → 住所氏名の登録確認
- はてなダイアリー
- パブリックダイアリーの閲覧 → 認証不要
- プライベートダイアリーの閲覧(パソコン) → 非匿名メアドの登録確認 (不法行為や権利侵害行為等に繋がる記述を特定メンバーで行うケースを抑制)
- プライベートダイアリーの閲覧(携帯) → 携帯メアドの登録確認 (同上)
- 日記の編集(パソコン) → 非匿名メアドの登録確認
- 日記の編集(携帯) → 携帯メアドの登録確認
- 画像アップロード(パソコン) → 住所氏名の登録確認
- 画像アップロード(携帯) → 携帯メアドの登録確認
- パブリックダイアリーへの(ユーザー名による)コメント投稿 → 非匿名メアドの登録確認
- プライベートダイアリーへの(ユーザー名による)コメント投稿(パソコン) → 非匿名メアドの登録確認
- プライベートダイアリーへの(ユーザー名による)コメント投稿(携帯) → 携帯メアドの登録確認
- はてなアンテナ
- パブリックアンテナの閲覧 → 認証不要
- プライベートアンテナの閲覧(パソコン) → 非匿名メアドの登録確認 (権利侵害行為等に繋がる記述を特定メンバーで行うケースを抑制)
- プライベートアンテナの閲覧(携帯) → 携帯メアドの登録確認 (同上)
- アンテナの編集(パソコン) → 非匿名メアドの登録確認 (同上)
- アンテナの編集(携帯) → 携帯メアドの登録確認 (同上)
- 人力検索サイトはてな (各機能とも、削除依頼ボタンとフォームは欲しい)
- 質問(パソコン) → 認証不要
- 質問(携帯) → 携帯メアドの登録確認
- 回答 → 認証不要(ただし、回答オープンシステムの改善等別途必要)
- いわし → 住所氏名の登録確認
- のっかり(非匿名) → 認証不要
- のっかり(匿名・メッセージ有り) → 住所氏名の登録確認・ユーザー名のログへの記録 (誹謗中傷対策)
- のっかり(匿名・メッセージ無し) → 認証不要
- はてなグループ
- 管理者ユーザー → 住所氏名の登録確認
- 管理権限ユーザー → 管理者ユーザーの選択による
- 参加ユーザー → 管理者ユーザーの選択による
- はてなポイントの購入 → 認証不要
- はてなポイントの換金 → 住所氏名の登録確認
- はてなポイントの送信
主な個別サービスに関する考察
はてなフォトライフ(はてなミュージックライフ仮・はてなムービー仮)
画像(・音楽・動画)等のサービスについては、違法行為を抑制する必要があると考えます。本当の住所氏名の登録・確認は、裁判例も示すとおり実効性が有ると思われるので推奨します。
私は、これをもって、表現の自由や言論の自由の束縛だとは思いません。
はてなダイアリー
ダイアリー上の発言については、目に余る違法行為が横行している風でもないので、できるだけ表現の自由や言論の自由を束縛しない方向で考えて欲しいです。
ただ、今までにも心無い言動で他人を傷つける行為は存在しましたし、いわゆる荒らし行為も増えてきました。何らかの形で社会性を持ち込み、モラルの向上を図りたいとは考えます。(割れた窓を塞ぎたい)
また、ダイアリー上の画像アップロードは、フォトライフ同様、氏名住所登録・確認必須と考えます。
はてなアンテナ
アンテナは、具体的には書きませんが、パッと見よりは潜在的な問題を抱えていると思います。「リンクは引用」問題とは別に。
住所登録までは行かなくても、何らかの形で本人認証は欲しいと考えます。
人力検索サイトはてな
以下の各機能とも、システム的に、削除依頼フォームへの誘導ボタンを用意するほうがベターだと思います。名誉毀損やルール違反の度に内容証明郵便を送らなければいけないと信じている閲覧者(はてなユーザーとは限りません)が居ないとも限りませんし。
人力検索の質問は、違法行為に繋がるものもあるし、規約違反となるようなものもあります。実際問題として、目に余る質問者コメントも存在はしています。
しかし、個人認証までしなくても、今までどおり個別対応すれば済むレベルかと考えます。
人力検索の回答は、「わかりません」みたいな言語道断な回答には怒りを覚えます。が、本人認証で防げるかどうかとなると・・・。「ポイント換金時の本人確認で痛い目に遭えばいいんだ!!」とかイヂワルなことも考えたりしますが、それだけでは根本的な解決になりませんので、回答オープン時の投機的ポイント加算(10pts)の見直しなど、別途システム改善が必要だと思います。
いわしについては、何が何でもモラルの向上を図りたいというのがホンネです。個人的には、閲覧するだけでも苦痛を伴うことが増えてきました。
氏名・住所の登録確認必須!!
住所氏名の確認方法について
封書かシール付きはがきを、住所氏名確認希望ユーザー全員にもれなくプレゼント(笑)
抜き打ち検査とかじゃなく、*希望者* 全員に。
希望しない人は確認しないけど、上記の通り、使用できるサービスを限定します。
手続き費用は原則ユーザー持ち。
ただし、無料で確認できる選択肢を用意しておいて、ユーザー側で選択可能とします。
無料確認コースは、住所確認用郵便に、はてな提携企業のダイレクトメールやカタログなどが もれなく付いてきます。
ヤフーのフリーメールみたいなイメージです。ただし、それ以降ダイレクトメールが山盛り届く様だとひんしゅくを買うので、発送は はてな様が行うこととして、提携企業への住所氏名名簿の提供は避けます。(資料の封入や発送作業自体は、秘密保持契約を結んだ上で専門の業者を使えば、はてな様主導でも可能かと)
はてな側は、その宣伝費を手続き費用に当てれば、運用可能かと考えます。
ダイレクトメールが嫌な人も居れば、手続き費用が払えない(未成年)ユーザーも居ることですし、選択の幅が増えるのは良いことだと思います。
何らかの形の本人認証について
住所氏名確認以外の「何らかの形の本人認証」についてですが、フリーメール以外の非匿名メアドの登録(携帯メアドも可)でOKだと思います。
非匿名メアドにシリアルNo.とURLを送信し、そのURL(https)からユーザー名・パスワード・シリアルNo.を投入してもらえば簡単に確認できますし。
非登録メアドのドメインを調査する手間は大変ですが、ユーザー全員の住所確認に比べれば、絶対マシですって!!
本人認証の結果について
基本的にはabout画面に表示可能にして欲しいです。
もちろん個別の情報を載せるのではなく、「氏名住所確認中」「氏名住所確認済」「メアド確認中」「メアド確認済」などの「状態」を表示可能とする機能のことです。
ただし、個人認証済みユーザーは、その他のユーザーからの攻撃に対して不利な立場に置かれますので、プロフィールの設定画面から「本人認証状況の表示・非表示」を選択できるようにしていただきたいと思います。
以上、長くなりましたが、「はてな住所登録パブリックコメント」です。
参考
(この日の日記以降に追加した) sasadaのパブリックコメントのリンク集です。