パブ・コメ(考え中)

 はてなダイアリー日記(2004-11-15)のコメント欄によると、住所登録によってサイトの健全化などのメリットを狙っていたとのこと。そりゃそうだ。
 住所登録をしないことを選択するユーザーの存在を踏まえてサイトの健全化につなげる方法論が必要だなぁ。


 ここをクリアできないと、(メアド以外の個人情報を空欄にする)匿名ユーザーの存在は、なかなか認めてもらえまい。


 プロバイダーや企業・教育機関等が発行しているメールアドレスを運営者が確保していれば、トラブルの際に法的機関を通じて照会すれば身元は割れるだろうし、民事訴訟を起こす場合もいずれかの段階で身元を確定できると思われる。
 IPアドレス+タイムスタンプから身元を辿る現在の方法よりは、いざトラブルとなったときの匿名性は低くなるので、当該ユーザーもその分は無茶をしにくくなる。
 理論上は、これで合ってるはず。でも、実効性となるとどうだろう。


 IT系に無知なユーザーは「はてな」自体に(本当の)住所氏名を登録していなければ安全だと勘違いしたままだろうし、法律の実務に明るいユーザーはリスクを正確に測って言動をコントロールしそう。知識と善悪は別物だし。
 それを言うなら、住所氏名登録してても悪いことをする奴は出てくるに違いないのだけど(笑)


 やっぱ、最低限必要なのはプロパガンダだなぁ。
 「悪いことをすればバレますよ?」ということを必要な場所に掲載し、忘れた頃(情報更新時期?)にユーザーにも通知するのが良いかもしれない。
 他には、何だろう・・・。


 やはり、権利の制限かなぁ。
 11月12日・13日に例示した認証レベルは、氏名・住所・郵便番号を登録している場合に適用するとして、これらを登録していないけどメアド認証のみ確認できているユーザーは、プライベート日記とプライベートアンテナ(いずれも閲覧許可機能は有効)だけ使用可能とする。あと、人力質問で質問者が許可している場合は回答できても良い。


 しかし、そこまでして「はてな」を使いたいと思うユーザーっているかなぁ。皆無ではないだろうけど、他のブログサービスに流れるよね、普通は。
 うーん。