回答者拒否機能についての意見

 question:1106124624に関して。
 今更ですが、宿題なので。f(^^;


 まぁ、はてな様案については「とりあえず、やってみても良いのでは」と思っています。
 いま一番悪いのは、「何もしない」という選択肢だと思うからです。
 やってみることによって致命的なアウトプットが予想されるなら話は別ですが、走りながら修正できるなら善しとすべきでしょう。*1 *2


 なお、sasadaブラックリスト方式に反対してきましたが、その大きな理由である「リスト導入による、ユーザー間の争いの増加や一般ユーザーのはてな離れ」は、リストを導入していない今でも無視できない潮流となっており、最早デメリットとはいえない状態だと認識しています。


 はてな様案に付け加える点があるとするなら、

  1. 拒否リスト入りは質問終了時ではなく、ユーザー情報の質問リストから
    • 質問終了時にポイント配分と拒否リストを同時に扱うのは面倒
    • その場の勢いでリストの操作をするより、(冷静になったり、いわしの意見を見たりする)時間を置く方が良い
  2. 拒否リストは簡単にメンテナンスできること
    • 陳腐化を防ぐこと
    • 選択ミスの修正が容易であること

くらいです。
 さらに、sasada的な要望としては、

  1. 拒否リスト登録後3ヶ月で自動的に登録解除になること
    • 陳腐化を防ぐこと
  2. 拒否登録数は (獲得ポイント同様)本人だけが見れるようにして、パブリックには、アバウトな表示にする。たとえば、10単位で「10未満」「20未満」などと表示すること
    • スラドのカルマ同様、具体的な数値が公表されるとアツクなる人が出てくると予想されるため
  3. 質問者側も何人拒否登録しているか表示する。(回答者と同じアバウトさで)
    • 答える立場としては知りたいだろうと思います。疑心暗鬼に陥るより、適度な精度で公開するべきでしょう

くらいでしょうか。


 あと、はてな様の発言には無い事項ですが、これだけは譲れないセンで、

拒否登録数を元に *自動的に* 回答権限を剥奪するのは、絶対にダメ!!

 これは、回答権限だけでなく、質問権限にも?D市民権にも言えることです。

 あるユーザーの権利を剥奪する行為は、運営者の権限であり、責任です。
 運営者が責任を取るべき事項を、そんな形でユーザーに丸投げされては困ります。ユーザー側から見れば、これは責任放棄です。
 拒否登録数を参考にするのは良いとしても、ユーザーの権利の剥奪は、あくまで運営者としてキチンと責任が取れる形で実施してください。
 はてな様のことですから、よくよく分かってらっしゃることとは存じますが、念のために書いときます。

*1:一度回答を受け付けたユーザーしか拒否できない点は、秀逸だと思います。

*2:sasada的には、人力検索に足りないのは質問者によるマイナス評価ではなく、第三者(閲覧者)によるプラス(とマイナス)評価だと思ってます。しかし、それを持って原案反対とは言えません。両案は両立しますから。