紙は要るか(追記あり)

追記(2007-4-22 20:30くらい)

 言うだけヤボかもしれませんけど、この質問のgaryoさんの回答に対する質問者コメントで取り上げられているのは、「聖アンセルムの存在論的証明」であって、それより精巧なバージョンがゴットフリート・ライプニッツから与えられ、ゲーデル存在論的証明のベースになったんだと思います。Wikipediaの記述

St. Anselm's ontological argument, in its most succinct form, is as follows: "God, by definition, is that than which a greater cannot be thought. God exists in the understanding. If God exists in the understanding, we could imagine Him to be greater by existing in reality. Therefore, God must exist." A more elaborate version was given by Gottfried Leibniz; this is the version that Gödel studied and attempted to clarify with his ontological argument.

http://en.wikipedia.org/wiki/G%C3%B6del%27s_ontological_proof

の通りなら、ですけど。
 質問者様におかれましては、論理式をスルーするにしても、英文の方は中盤まで読んでオリジナルの反論をしていただけると嬉しかったです。
 (いちウォッチャーよりf(^^; )

追記はここまで(以下は、2007-4-21 10:10の記述です)

 question:1176906807を拝見して。

神はいる、と論理的に説明できるかた、お願いします。
感情論、妄信的説明はご遠慮ください。(後略)

http://q.hatena.ne.jp/1176906807

 どんな論と反論が出てくるか楽しみにしてるのですど、まだ今後に期待でしょうか。

 質問者のid:neyorawaさんは、

  1. 神は居る(この世の中、または外に実在する)
  2. 神は居る(アニメキャラみたいにバーチャルに存在する)
  3. 神はいる(愛や平和みたいに概念的に存在する)
  4. 神は要る(必要とされている)

のどの意味で言ってるのか論理的説明がなされてないので、回答を考慮することすら不能です。
 そもそも、神様に生き神様がはいるのかとか、神という苗字の人は入るのかとか、曖昧な部分が多すぎます。
 もう少し、論理的に質問内容を定義しないと、論理的回答は来ないと思いますよ。回答者は、何かを仮定しなければならず、仮定外の部分に反論が可能な以上、完璧な回答はありえないでしょう。 (その後の質問者コメントによると、 絶対神がこの世に存在することの証明だそうです。)


  まあ、ネタだと思いますし、どうでもいいですけど。
 質問者であるid:neyorawa様からコメントをいただいてます。質問者様の動機はそちらをご覧ください。


 私は、神は証明するものではなく、信じるものだと思います。数学の定理と一緒。信じることが大前提。それが宗教の根幹であり、信じる人のことを信者というのでしょう。


 神を信じている人にとっては、その人の信じる神はいます。*1
 有る神(々)の存在を信じる人のみを集めれば、そこに神はいます。
 それだけ。


 論理的でもなく、面白くも無いのでボツ。

*1:神を信じない人にとっては、神の存在に対する解釈は不定です。