簡易評議会

簡易評議会のシステム案

  1. 現行の削除依頼カテゴリの代わりに、「簡易評議会」カテゴリーを作る。
    • 「陳腐化したキーワード」が7日間更新されなかった場合、自動的に「簡易評議会」カテゴリーが選択される。
  2. 「簡易評議会」カテゴリーが選択された場合、自動的にキーワード削除に関する投票が開始される。
    • 過去に当該キーワードを編集したユーザーには、通知メールが送信される。
  3. 投票は、現状の「リンク可」「リンク不要」投票と同様のシステムにより、はてなダイアリー市民なら誰でも投票可能とする。
  4. 投票期間は1週間とし、1週間経過後の投票結果により「存続」「削除」が自動的に決定される。
    • キーワードが削除されるのは、「削除」票が75%を超えた場合とする。
    • 削除されたキーワードの情報(例: 履歴URL)は、過去に当該キーワードを編集したユーザーにメールで送信される。
    • 「存続」票が25%以上を占めた場合、キーワードは存続し、向こう90日間は「簡易評議会」カテゴリーを選択できない。

この案の目的

 陳腐化したキーワードの存否を効率的に判断する為のシステムです。
 おそらくは大量に発生するであろう「陳腐化キーワード」を処理するには、現行の評議会は手間が掛かりすぎます。
 かと言って、現行の削除依頼処理では、削除依頼と復活のループを防げません。
 「評議会なしで問答無用に削除」という案も考えましたが、キーワードの削除に民意が反映されないのは問題が有ると判断し、簡易評議会を残す案としました。


 削除されたキーワードの情報を関係者にメールするのは、キーワード「暑い」の削除時にバックアップを採った方が多数いらっしゃったことを意識してのことです。
 大量に発生するであろう「陳腐化キーワード」のサルベージが時間切れになったユーザーの救済処置でもあります。
 今でも削除されたダイアリーのデータはユーザーにお返ししていることですし、キーワードもそれに倣っても良いかと考えました。

この案の実現可能性

 核となるシステムは、はてな様の原案(キーワード削除投票システム案)を参考にしていますので、実装上の問題は軽微だと思います。


 削除されたキーワードのデータをメールする部分の実現可能性は判断できません。
 kidなりklog指定のURIを送信するだけなら さほどの困難は無いと予想しますが、削除されたキーワードのデータを永遠にディスク保管される運営方針でなければ、もう少し工夫が必要かと存じます。

備考

 削除されたキーワードのデータ(画像やURLも含む)が保管できて、民意を反映する必要がなければ、このシステムは不要です。
 今の案では、この処理は「陳腐化したキーワード」に対してのみ適用される予定ですので、民意は問うまでも無いかもしれません。(あとはデータバックアップの問題のみ)