評議会の意義とサイレントマジョリティ
前の段落の(ある意味)続きです。
はてなダイアリー日記のコメント欄の話ですが、「評議会があんまり認識されてない以上、それを前向きにといわれても納得できない」という声があります。
私が思うに、最初の一発目で「うまく機能する」とか「(不)特定多数の人に広く認識される」ということのほうが珍しいのではないでしょうか。
今回挙げられている欠点は、アルファテストやベータテストを行ったとしても発見されにくいものばかりです。
多少のことは大目に見て、次回以降への反省・改善のタネとするのが吉だと思います。
1回きりの実施で諦めるのは、いかにも早すぎます。
ただ、議題「ボイン」で、いくつかの問題が有ったとは思います。
既に改善を表明された、
- 匿名による投票機能
- 投票権の自動確認(本人確認付き)
- 投票の自動締め切り、自動集計
や、運用で解決する方針を示された
- “議題の経緯”の説明方法
- 過去日記・未来日記による市民化
以外にも、
- (運営サイドによる?)積極的な告知(の仕組み)
- 双方の主張の正当性を闘わせ合う“議論の場”の設置
(個々の意見が噛み合わないまま放置するのはバツ) - 保留・棄権の意思表明の定義の明確化
(無投票との違いが分かりにくい → 実は、明示的に意見表明できる点が違う)
等が取り沙汰されています。
サイレントマジョリティの救済を考慮するなら、最後の3つの解決が重要になるだろうと思います。
最終的には運営側に決めてもらうしかないことばかりですが、決まったことを後から蒸し返すのは誰しも避けたいでしょうから、今のうちに思うところをダイアリーにバンバン書き込んでおくのが吉でしょう。
冬休みを利用して、私も考えたいと思います。