病気はツライが薬は怖い

 結局、正月休みは療養生活で終わってしまいました。
 三が日の間、熱に悩まされ続けました。予想通りインフルエンザだったようです。
 つらかったけど、まあ済んだ話です。


 ・・・恐怖はその後にやってきました。
 熱が下がった後に、激烈な頭痛が!!
 よく「頭が割れるように痛い」と言いますが、それどころではありません。
 あまりの痛さに、頭蓋骨カチ割って脳みそ掻き出そうと思いました。マジで。
 もう痛みの無い人生なんて想像も出来ない、この世は苦痛に満ちている!! と悟った頃に、ピタリと痛みが止まりました。


 5秒前の地獄が嘘のよう。あぁ、人生って素晴らしい。「これは○×様のおかげです」と囁かれたら、怪しいシューキョーに入信しそうなほど感動しました。
 が、、、



 汗でも拭こうかとシャツを脱いでビックリ!!
 腕も胸も太ももも、毛穴という毛穴がまっかっか。全身まっかな花盛り。
 鏡に映る姿は、すでに人間ではありません。なぞの物体Xです。


 そういえば節々が痛むし、心臓もバクバクいってます。この世の終わりです。
 思えば儚い人生だったと嘆息しつつ、さて遺書でも書こうかと思ったのですが、家人が「まだ間に合うかも医者へ行け」というので行ってきました。


 “遠山の金さん”バリの桜吹雪は、毛細血管が破れまくって出来あがったとのことです。
 その前の頭痛と合わせて、どうやら風邪薬の副作用(っていうか禁断症状!!)とのことでした。
 正月休みで病院が閉まっていたので、手直にある薬をテキトーにガバガバ飲んでいたのが拙かったらしいです。飲み合わせのモンダイでしょうか。


 検査の結果、肝臓と腎臓が衰弱しているとのこと。
 いまだ通院を続ける羽目になっています。
 こんなことなら、最初から救急病院にでも行っておけば良かったです。皆さんも気をつけてください。


 それにしても *軽い* 禁断症状があんなにツライものとは思いませんでした・・・。