キーワード登録禁止期間考 (1)

 「投票によって存続が決定したら半年プロテクトされるのなら、削除が決定した場合にも半年再登録を禁止すべき」という意見について、閣下からトラバ(反対意見)をいただきました。

 (略)、私はこれには問題があると思います。半年再登録禁止になってしまうと、「同文字列異義語」の登録が不可能となってしまうからです。


 たとえば現在、声優という意味の「CV」が(おそらく多重登録の理由により)削除にまわされていますが、これを投票で削除決定してしまうと、異なる意味を持つ「CV」を登録したいと考えても、半年登録することができない状態になってしまいます。


 カテゴリが違うならば、カテゴリで区別することも一応できるでしょうが(それでも問題ですが)カテゴリが同じだった場合、以前削除された「CV」と、登録しようとしている「CV」の違いを、システムが区別することは不可能ではないでしょうか。(カテゴリが同じなら同一キーワードに入れるという考え方もありますが)


 ごもっとも(^^;
 ところで、現行ルールの評議会では、実際にこういう事態になってるわけです。
 困ったことです。


 それはそれとして、今回の削除ルール案は「簡易」である分、影響が大きいですね。


 それでも、同一カテゴリ・同一名称のキーワードを登録不可にする必要は有るかと思います。
 でないと、「削除予定 → 復活」のループが「削除 → 登録」のループに変わるだけで何も解決しないからです。*1


 今回の案を妥当なものにするためには、「削除されたらどうするのか?」という視点ではなく、「削除されるべきものを削除し、そうでないものを削除しないためにはどうするのか?」という点に着目するべきだと思います。


 とかいいつつ、sasada案の前プロセス「削除提案と、そこでの議論の通過」を前提としないなら、もう少し削除しにくく(削除賛成75%以上 程度)、期限も短く(3ヶ月程度に)しないと、今回の案では削除側に有利すぎる気がします・・・。

*1:いや、ループを回すのに時間が掛かる分、マシといえばマシかもしれません。