専門的キーワードについて
今回の削除投票システム案では、利用者の少ない(?)専門的な「辞書・百科事典」的キーワードの利用者から、不安の声が上がっています。
ぶっちゃけ、多数決は少数派に(あからさまに)不利であるという主張です。
「最大多数の最大幸福」を主張しているsasadaが言うのもなんですが、上記の主張は理にかなっていると思います。
少数の人しか利用しない(キーワードスコアの低い)キーワードであっても、それを理由に削除されるのでは、モデレーションを導入した甲斐がありません。
対策が必要でしょう。
現状ではてなスタッフ様が用意している回答は、
また、特定のユーザーのみで独立したキーワード空間を持つことのできるはてなグループ(http://g.hatena.ne.jp/)のリリースを行い、こちらも無料で利用を可能としました。はてなグループ内のキーワードについては、独自のルールで好きなキーワードを登録することができます。
かと思われます。
私は、専門的キーワードに対するアプローチとしては これもアリだと思うのですが、若干システム的に不備(というか不満)があります。
- はてなグループのキーワードを引用するとき、「g:グループ名:keyword:キーワード」と表示され、現行のダイアリー キーワードの代わりとするには、文章上の“すわり”が悪い。
- はてなグループのキーワード側からダイアリーの日記・キーワードを捕捉出来ないので、同好の士を見つける役に立たない。
という2点です。
1点目に付いては、専用の省略記法を用意すれば良いのかもしれません。
たとえば、[[[g:グループ名][キーワード]]]とか記述すると、<a href="http://グループ名.g.hatena.ne.jp/keyword/キーワード" class="okeyword">キーワード</a>と表示するとか。
2点目は・・・、どうでしょう。「含む日記」「含むキーワード」のダイアリー版をグループの方にも設置して欲しいのですが、難しいでしょうか。
せめて、キーワードに対するgoogleサーチを設置してもらえれば、検索名人以外も納得していただけるかもしれません。(--;
なんにせよ、自動リンクを前提としないキーワードの生きる場所として はてなグループが便利に使えるなら、幾つかの問題を回避することにより、キーワードの可能性を広げることが出来るのではないかと思います。