はてなダイアリーキーワードのルール改訂について(2)

 思うに、キーワードの定義で混乱するのは「キーワードに適した」とか「多くのユーザーにとって有益である」とかの表現だと思います。
 名詞縛りがあったときから、これは変わってないと思います。*1


 これらの表現は、ルールではなく方針(理念)として分けるべきです。
 というか、既存のヘルプでも冒頭に理念がありますよね。

キーワードとは・・・
 (略) キーワードはユーザーの皆さんで共有するもので、興味のあるキーワードを登録してそのキーワードについての説明を登録したり、分類をして共有の辞書のように使ったり、また、日記を書く中で共通の趣味を持つ人とのつながりを提供するものです。

 この文があれば、方針(理念)としては十分な気がします。
 あとは、これを活かしたルールに出来れば良いのかと思います。


登録可能なもの:

  • キーワードに適した語句
    1. 多くのユーザーで共有する価値のある語句
      • 共有の辞典・辞書として活用できるもの
      • 日記を書く中で共通の趣味を持つ人とのつながりを提供するもの


 あくまでこれが基本方針(理念)だと思います。
 上記の許可リストに加え、これに優先する形で、


登録不能なもの:

  • キーワードに適さないもの
    1. 語句と呼べないもの
      • 一文字キーワード
      • 無意味な文字列
      • 長文
      • 一般に利用されない私的な造語
      • (その他いろいろ。考え中)
    2. はてな利用規約に違反する語句
    3. はてな情報削除ガイドラインに抵触する語句
    4. 多くのユーザーで共有する価値のない語句(評議会の根拠となるルール)
      • 一般に利用されない私的な語句
      • 仲間内だけの理解を目的とする語句
      • (その他いろいろ。考え中)
    5. 多くのユーザーが迷惑と感じる語句(評議会の根拠となるルール)
      • 多くのダイアリーで使用されるような普遍的過ぎる語句
      • 用言の終止形(・連用形)以外で終わる語句
      • 多くのミスヒットを生む語句 ← 要検討。自動リンクスコアの考え方次第かも。
      • (用言の語幹で終わる語句) ← 要検討。「カテゴリーによる棲み分け」で救うとか。
      • (その他いろいろ。考え中)


みたいな禁止リストも用意してはいかがでしょうか。
 で、必要に応じて適宜更新していけば、陳腐化も防げます。


 なんか、Webのアクセス制御リストみたいなイメージですけど、それだけに運用しやすいかと。


 考え方としては、理念は甘く、制限はきつく、でしょうか。
 「名詞縛りがどうのこうの」は、やっぱり本質的なトラブル原因ではなく、根本的な問題解決(迷惑行為の禁止や制限)には直結しないと思います。


 考え中では有りますが、ここまでで、とりあえずトラバを送っておきます。<id:hatenadiary
 御参考までに。<id:mitty


補記:

*1:そもそも、キーワードに適していない普通名詞をキーワード化することを禁じないと、キーワードとして適さない普通名詞を削除できないわけで。わけ分かんないです。