今日のゴッゴル

ゴッゴルの休日(前編)

 「風の谷のゴッゴル」の続編。
 「妖星ゴッゴル」シリーズ第7弾(前半)


 ゴッゴルイドの示した選択肢は、単純にして深刻なものでした。
 「荒廃した地球に残って緩慢な滅びの道を選ぶか?」
 「我々と共に、更なる可能性へと飛躍するか?」


 ゴッゴルイドは、人類よりも上位世界を制御する存在であり、今まさに人類をその仲間に迎えようとしているのでした。


 勇敢なる少女ゴッゴルーミィは、強い意志で瞳を輝かしながら、決然と答えました。
 「んなの、シラネーよ(怒」
 年頃の少女であるゴッゴルーミィにとって、人類の未来なんて特に興味はありません。


 「・・・・・・」 ゴッゴルイドたちは固まってしまいました。
 彼らには、「反抗期」なる概念はなかったのです(笑)


 ともあれ、両者は文明間をまたがるコミュニケーションの壁を乗り越え、合意に達しました。
 「じゃ、お試し期間を設けるということで」
 「おもしろかったら、仲間になったげる」


 こうして、現代に生きる少女ゴッゴルーミィを勧誘すべく、ゴッゴルの休日が始まったのです。

元ネタ

 ・・・ばれてるよね? (タイトルだけで)