削除投票システム案の俯瞰図

 仮に、ある閉じた世界が存在するとします。
 そこには多様な価値観をもつ人々が居て、争い事が絶えません。
 さて、どうしたものでしょうか?

  1. 話し合いにて、平和的な解決を模索する。
  2. 少数派を駆除して、争い事がなくなるまで排除を繰り返す。
  3. 価値観の衝突がなくなるように、揉め事の種を隔離する。

 他にもいろいろな手法が在るでしょうが、私が注目したのはこの3つです。
 いうまでもなく、上のたとえは、キーワード紛争の解決手段を抽象化したものです。


 今までの「削除予定カテゴリー」によるルールは、1番目の選択肢に相当します。誰もが納得できる理想的な方法ですが、現在のところうまく機能していません。
 で、今回のキーワード紛削除投票システム案は、私には2つ目の選択肢に見えてます。私は、この方法は、排斥による「多様な価値観」の否定につながると考えています。この方法だと、コミュニティーが弱体化してキーワード文化が衰退するだけで、肝心なことは何も解決していないと思いますので、積極的な賛成をしていません。
 そこで、現行案をなるべく生かす形でのアレンジを提案しました。1月13日以降の日記に掲載した「キーワード隔離」案は、3つ目の選択肢に相当するものです。「臭いモノにフタをする」点では原案と変わりありませんが、「争い事を避ける」という1点で、優位性があると考えてます。また、隔離キーワードは、自動的に削除されない点を除いて削除予定キーワードと変わりありませんから、原案からさほど解離してもいません。これが、私なりの妥協案なんです。はい。


P.S.
 蛇足ですが、削除派と存続派の票の重みの違い(1:20)を考慮すれば、はてな様案は以下の選択肢とも解釈できます。

  • 「争ってはいけない」というルールを作り、これを強制する。

 今回のはてな様案は存続派に有利であり、実質的にはキーワードを削除から保護する性質のものです。しかし、争いが起こる原因の除去をしていないので、軋轢とかトラブルの種は残ります。正直言って、この観点からも、肝心なことは何も解決していないと言わざるを得ないと思います・・・。うーん。


P.P.S.
 忘れてました。
 一応、id:hatenadiaryquestion:1105486297 にトラバ送っておきます。
 そうそう、

についても、宜しくお願いしまーす。(^^) *1

*1:このところ、トラバを送っても見に来ていただけないので、再アピールです(^^;