OperaのIDNフィッシング詐欺対策

 Internet WatchにOpera8 beta2のIDNフィッシング詐欺対策の記事が出ました。
 ホワイトリストに掲載されているTLDだけでも通常表示する分、Firefoxより賢くなったようです。


Operaが次期ブラウザのベータ2公開、フィッシング対策に大幅な改良」より

 国際化ドメイン名(IDN)に生じたURLの“偽装”問題にも対処している。今回のバージョンからOperaは、IDNに対して厳しい基準を設けているTLDでのみIDNを利用できるようにした。このホワイトリストには「.jp」や「.kr」「.tw」「.cn」などが含まれている。Operaのホワイトリストに掲載されていないTLDで「Latin1」以外の文字コードを使用した場合には、URLがpunycodeで表示されることになっている。OperaではそれぞれのTLDについて安全性を確かめた上でホワイトリストに追加していく予定だ。

とのことです。


 たぶん、他のブラウザも これから追従してくるでしょう。
 ・・・追従して欲しいなー。

追記

 そうそう、beta2から「XMLHttpRequest」がサポートされた様子です。
 IE互換のdocument.selection等のサポートと合わせ、Ajax対応でも遅れを取り戻しました。
 かなりイイ線いってます。
 惜しむらくは、新規ライセンスを日本の販売店から買う気にならないところですねー。これが普及を阻害する要因かも(^^;