無駄知識(陪審制度)

 陪審制とは、本来、

 これは、国民から陪審員が無作為抽出されて、彼らが有罪か無罪かについての判定をくだし、それを受けて、裁判官が量刑(死刑とか懲役何年とか罰金いくらとかいうことです)を決めるというものです。 (量刑に陪審員が関わる場合もあります)
 裁判官が行うのは訴訟の指揮と量刑の決定だけになって、有罪無罪の判断については陪審員のみが行いますから、市民の意識が反映されやすいものとなります。また、市民に判断しやすいようなかたちで当事者が説明を行うので、審理がわかりやすいものになります。


(略)


 陪審で決定を行うと上訴ができなくなる上、判断の根拠が必ずしも明確ではないと言うことです。陪審で出てくるのは有罪か無罪かという判断だけで、陪審員個々がどの事実を真実とし、虚偽としたのかなんていうのも陪審員自身にしかわかりません。
 また、国民の判断によってなされたものを職業裁判官が覆すわけにはいかないということから、上訴も量刑や手続き上の問題についてしかできないことになります。つまりは、一審で有罪/無罪は確定するわけです。誤審で有罪になってもそれをひっくり返せず、刑罰の重さについて争うことができるのみになってしまう(略)


というものだそうです。
 今回のmittyさんの案ですと、有罪無罪を決める陪審員の役どころが (無作為選抜された)?D市民、量刑を行なう裁判官の役どころがはてなスタッフ様ということでしょうか。
 ある意味ピッタリはまりますね。言いえて妙です(^^;