上のセクションで書きたかったこと

 上記セクションのように、はてなダイアリーのヘルプから導かれる形で「キーワードに求められる役割」と「キーワード登録時に、やって良いこと/悪いこと」を定義します。


 このことにより、キーワードの定義を分かりやすくして、過失によるトラブルを少しでも回避します。
 また、トラブル発生時の是非の判断を容易にします。


 えーと、ここで 文字を大にして書いておかなければならないことは、「sasada案が唯一の解だとは、髪の毛の先ほども思ってません」ということです。
 肝心なのは、「適切なキーワードとは何か」という基準を分かりやすく示すこと です。そう思います。*1



 sasada案には、多くの欠点があります。あたりまえですが。f(^^;
 sasada案の大きな弱点は、キーワードに適さないものを列挙した「禁止リスト」の作成(というより維持)が難しい点と、定性的な定義が多くて定量的な判断が困難な点です。


 第一に、禁止リストの穴をつくことにより、思わぬキーワードの登録を認めざるを得なくなる可能性があります。*2
 また、「多くの人が○○と感じる(略」等の定性的な表現に対し、「私は、多くの人が○○と感じると思う/思わない」という強弁を許します。


 これらの点については、登録ルールの不完全さを、運用ルールでカバーすることになります。
 具体的には、キーワード登録や削除の検討時に多数決などの定量的な判断を行う必要性や、ルールに違反しないけど不適切と思われるキーワードの存否の判断の為に (出来るだけ民主的な)議決を行ったりする必要性が残ります。


 また、これらの軋轢が起こりにくくする為に、「住み分け」の仕組みを強化しないと、自由度の高さに一般ユーザーが (すぐには)ついて来れない可能性が高いです。
 (すくなくても、現状では ついて来れてないと思います。が、ここにこそ「自由なキーワード」の潜在的な可能性が有ると、私は考えています)


 更に付け加えれば、運用ルールを考える以上、登録ルールのフォローだけでなく、削除依頼と復帰のループについて等、独自の問題についても対策が必要です。



 これらの点を踏まえつつ、運用ルールと それに付随するシステム案について考察したいと思います。



 ・・・でも、今日は寝不足でメチャクチャ眠いので、この辺でギブアップです。
 上記については、気力が戻ったら、そのうち考えます。はい。

*1:私が、「適切なキーワード」の定義中に「キーワードに適したナンチャラ」と入れることにアレルギーを起こす理由は、この辺にあるのかもしれません。

*2:これは、加算方式のルールでキーワードとして許される範囲を限定することよりも、減算方式のルールでより自由度の高い範囲設定を取ることに重点を置いたツケです。