はてなへの住所登録の背景について

(2004-11-4 10:50 記載)


 はてなダイアリー日記にて、説明が追加されました。


はてなへの住所登録の背景について」より

 しかし、ユーザー数が増えるに従い、利用規約に反して他人の権利を侵害するような内容の日記などを公開する方が散見されるようになったのも事実です。昨月からははてなフォトライフで複数の画像を掲載することができるようになりましたが、早速著作権を侵害されたという問い合わせがテレビ局などから寄せられているのが現状です。
 はてなでは、被害者の方々からお問い合わせを受ける度ごとに、被害者と日記作者との間を調整し、場合によっては日記のプライベート化等の措置を講じてまいりました。また、こうした事例が増加する中で、今後も本当にそれだけで済むのかという検討を行ってまいりました。検討を進めるにあたって法律専門家にも相談を行う中で、違法な日記の作者を特定できないようにしておくことが、ユーザーによる違法行為を教唆・幇助したとして、あるいは違法行為を犯した張本人として、法的責任を追及されるおそれがあることが分かりました。

とのことです。(強調は、sasadaによります)
 下記セクションの私の解釈よりも、更に厳しい判断がなされているようです。


 実際に (はてなのサービスを用いて) 違法コンテンツを保管し送信している利用者が居る(可能性がある) 現状を考えると、その行為に対する実効性のある対策を打たないと、違法行為の教唆・幇助あるいは共犯や(共同)正犯に問われる可能性があるかもしれませんね
 違法行為に対する抑止力を持つ対策を打たない(打てない)場合、ヘタすればサービス停止に追い込まれるかもしれないわけです


 この点は、重要です。


 個人情報保護とは、別の観点からの検討が必要かと愚考します。

 一応、186(一服中)さんにトラバを送っておきまーす。
 あ、「はてなダイアリー日記」にもトラバを撃っておきます。