匿名ユーザーと虚偽の個人情報登録について

 いわしでのやり取りを見ていると、「sasadaは匿名ユーザーを撲滅する気か!! 言論の敵だ、ぶっ潰せ!!」と解釈されても仕方が無いような論旨を展開していますが、それは誤解ですよー。(笑)
 私は、「ルールは、曲解せずに素直に守りましょう」と言ってるだけです。


 それとは別に、「ルールが実情に合わないなら、直しましょう」と考えてます。
 これだけ多くの人が個人情報登録に不安を覚え、sasadaの主張としても、住所氏名登録確認の *希望者* 制度を推しているわけですから、その辺はご理解いただきたいところです。


 私の主張としては、「認証不要」あるいは「非匿名メアドの登録確認」なサービスのみを利用する人には、住所・氏名・郵便番号・生年月日・性別という個人情報を登録しない(空欄のままにする)権利を認めるべきだと思います。*1
 ただし、現行の規約や新規約の解釈に難しい(あるいは穴を突くような)理屈をつけるのではなく、誰にでも分かる形で選択権の存在を明示して、一部の賢いユーザー様以外でも権利の行使が出来るようにするべきだと考えます。


 率直に言えば、新利用規約にハッキリと「個人情報の登録は任意です。ただし登録された個人情報の状況により、使用できるサービスに制限があります」と明記し、難しい解釈をしなくても守れるルールにするべきだと思います。(この点、Seesaa利用規約とプライベートポリシーには、参考になる点が有ります)


 私は、『 (閲覧者や掲示板運営者に対して) 匿名だからこそ書ける言葉がある。言える意見が有る』との立場に賛成です。そういう選択をするユーザーが胸を張って守れる利用規約に改めていただきたいと切望いたします!!

*1:もっとも、条件がつきます。
(1) 送信停止処置を行う権限を持つ掲示板運営者が、(完全匿名で、もしくは別途法的処置などで個人特定可能な情報であるメールアドレス情報以外に) ユーザーの個人情報を持たない場合でも、プロバイダ責任法による責任の軽減を受けることが法的に赦されること。
(2)掲示板の運営者が発信者とみなされないこと。もしくは完全匿名あるいは前述のメールアドレス以外に個人情報を持たないことで、不法行為の阻止などに関する不作為を問われないこと。
等々。法律の専門家の御意見が優先される部分ではあると考えます。