再考 キーワード削除について
先ほどの案では、hatenadiary様に負担がかかりすぎますので、もう少しユーザー自治を勘案してみました。(^^;
さて、キーワードの削除に至るケースは幾つかに分けられます。
- 「はてな情報削除ガイドライン」に基づく削除
(例) - 「はてなダイアリー評議会」の議決により存続を否決されたキーワード
(例)- 多くのユーザーにとって有意義と認められないもの
- 捕捉目的としても辞書・百科事典としても意義が認められないもの
- その他、はてなダイアリー市民が多数決により不要と認めたもの
- その他、削除予定カテゴリー移行後、7日間更新が無かったもの
(例)
等々ですよね。
さて、1と2は、はてな様による削除が妥当でしょう。
これらは、依頼方法を簡便にしたほうが良いのではないかと思いますが、ついでの話でよさそうです。*1
ユーザー自治で削除するべきは 3つめの項目で、今でも「削除予定」と「復帰」を繰り返すのは、おおよそ このケースです。
中でも問題になるのは、3の1の場合です。3の2や 3の3は、(定義上)平和的に解決します。正直、運用を工夫すれば「削除予定カテゴリ」すら必要が無いケースだと思います。
逆に言うと、「削除予定カテゴリ」が必要な場合というのは、結局、「削除予定」と「復帰」を行ったり来たりする(しかねない)ケースというわけです。
では、キーワードを残す・残さないの論議になるとき、なぜ話し合いが終わるまで「削除予定」・「復帰」合戦が行われるのでしょうか。
はっきりしている理由は「そういう機能があるから」ですが、だからといって、単純に「この主の機能を無くせば良い」とも割り切れません。
この件の抑制策は色々検討されてきました。
削除予定や復活が出来る回数を制限する案や、削除に至るまでのプロセスを非可逆にしてループを防ぐ案などです。
で、今回 私が考えているのは、現行の「削除予定が7日以内に拒否されなければ削除 」ルールから、 「削除提案が7日以内に同意されなければ存続 」ルールへの変更 です。
今のルールですと、なにもしなければキーワードを削除されるわけで、削除派に有利なルールになってます。はっきり言って、花見コウです。
この際、削除派と存続派がイーブンか、むしろ存続派が少し有利になるくらいのルールが求められているのではないでしょうか。(キーワード・モデも出来たことですし)
で、「削除提案が7日以内に同意されなければ存続」ルールです。
このルールでは、
- あるキーワードを削除したいと思ったユーザー(現行ルールを踏襲するならはてなダイアリー市民)が、「削除提案」します。
これは、そういう名前のカテゴリーでも良いですし、別の実装でも良いでしょう。 - キーワードが「削除提案」状態になったら、そのキーワードを作成・編集したユーザーに通知が行きます。(ここは、今の削除予定と同じ)
- 通知されたユーザーのうち、はてなダイアリー市民には、削除賛成・反対の投票権が与えられます。
(編集画面に「ユーザー名・パスワード入力機能付き投票フォーム」とか設置) - 関係者みんなで、なかよく(笑) 議論しつつ、投票します。
- 7日後に、関係者(市民)全員が削除賛成に投票していれば、そのキーワードは削除。そうでなければキーワードは維持。*2
というプロセスをたどります。
投票権を市民に限っているのは、アクティブユーザーである確率が高いのと、なにより市民権を強制停止されているユーザーを避けたいためです。
多重ID対策やキーワードに対する知識の面では、(そのキーワードの作成・編集時に市民であった以上) ことさら市民である必然性は無いと考えます。
また、投票権を市民全体に広げず、キーワード作成者と編集者に絞っているのは、評議会との差別化を図るためと、誤字等の軽い理由での削除のコストを下げるためです。
キーワード作成直後に削除することを考えれば、作成者一人が同意すれば削除できるシステムの方が都合が良いと考えたためです。
・・・ついでに、評議会送りにするためには、最低一・二回は、「削除提案」→「否決」のプロセスを(議論つきで)通過していることを義務付けるとかでも、良いかもしれません。
以上、凝りもせずに、お気楽な提案をしてみました。
いかがなものでしょうか(^^; > id:hatenadiary様、はてなダイアリーへの要望