読了(2回目)「マリア様がみてる ―特別でないただの一日」

 「マリア様がみてる 18 特別でないただの一日 (コバルト文庫)」の2読目終了しました。(^^)
 追加の感想など。
 ちなみに、一回目の感想はこちらです。

数珠リオ

 可南子の数珠リオは誰の手に渡ったのでしょうか。お父さんor夕子さん?
 祐巳瞳子数珠リオを見つけた時に、可南子の数珠リオはその場に有ったのに祐巳が気づかなかったのか、それともすでに誰かの手に渡っていただけだったのか。ストーリー展開上、気になります;;;

可南子の事情

 今回、可南子の男嫌いの原因が判明する訳ですが、おや? という話でした。
 白薔薇様こと志摩子さんの秘密も、分かってみれば「気にしていたのは本人だけ」というパターンだったのですが、可南子の場合は今までの伏線もどきがたくさん有っただけに、肩透かしをくった気分です。


 「妹にはならない」宣言の背景はなんだったのか。なんであんなに紅薔薇様に雰囲気が似ているのか。しかもイマイチ仲が悪いのか(笑)
 絶対、出生の秘密が係わっていると思っていました。いやまだ油断は禁物ですけど。

約束

 今回のサブテーマは「約束」だったのでは。
 可南子の「約束」はほろ苦く、瞳子の「約束」は映画のラストシーンのように甘く感じました。
 ところで、可南子は体育祭後に行った「約束」を裕巳に守ってもらえたのでしょうか。文化祭当日にはそんな暇が無かったようですので、休み明けの打ち上げお茶会に賭けているんだろうなぁ。(今までの苦労を一気にとりかえすのかな)

男嫌い

 祥子様の男嫌いはどうなったのでしょう。花寺生徒会のメンバーにはさすがに慣れたのでしょうか。

花寺文化祭、体育祭、修学旅行、リリアン文化祭

 10月はイベントだらけでした。
 裕巳たちは、ちゃんと勉強しているのでしょうか。(心配(^^;

読了「狩野俊介の記念日」

 推理小説(?)「狩野俊介の記念日 (トクマ・ノベルズ)」を読了しました。

 狩野俊介シリーズは探偵物の本格推理との位置づけですが、どちらかというと、謎解きよりも、少年探偵である俊介君を囲む人々の“ほのぼのとしたアットホーム”な雰囲気がウリだと思います。


 この作品でも、謎解きよりは、俊介少年のクリスマスや誕生日といった記念日での心温まる交流に重点が置かれた構成です。そういう意味では、ファンの年齢層は、きっと高いでしょうねー。


 この本は短編集ですし、まあ前作までを読んで無くても何とかついていける構成です。
 謎解きとか本格推理合戦とかを期待すると肩透かしをくらいますが、その代わりに、単純な「めでたしめでたし」が信じられない大人の為の「ちいさな幸せ」を堪能できるのではないかと思います。


 シリーズ14巻にして、俊介少年登場からやっと一年経ちました。(作中時間)
 その間に現実の時間は十三年ほど経っているそうです。
 マリみてですら作中時間で一年経つのに19巻で6年がかりでしたから、本当にカタツムリみたいな作品です(^^;


 次巻の発表も気長に待ちたいと思います。

争いは、それ自体では何も生み出さない。

 ユーザー同士で告発しあっても、何も解決しないと思います。


 「次は自分の番か?」などという恐怖心が蔓延すれば、「やられる前にやれ!!」という“モラル”が形成されるのは目に見えてますし。
 一人が排除されれば、それでお終いとはならないでしょう。おそらく、すぐに次のターゲットが設定されます。自分の番が廻ってこないように、すばやくいけにえを設定しなければいけません。そうなると、あとは一直線ですよね。

 そうなれば、いずれは粛清の嵐になるでしょう。狭いコミュニティでは特にアリガチな話です。



 そもそも、コミュニティの「質の向上」の為に「問題因子(この場合は“人”)を排除する」という考え方が妥当かどうか、考えてみて欲しいです。


 誰かにとっての問題因子が、全員にとっての問題因子であるとは限りません。一旦多数派と少数派に分かれてしまえば、迫害が始まります。同等の力を持つ派閥に分かれた場合は、互いに優位に立つための争いが生まれます。勝たなければ、自分たちが排除される以上、戦うか逃げるしか有りません。


 そんな争いの中で、排除に排除を重ねた結果、何が残るのでしょう。理想的な楽園が残ることが無いのは自明として、「喰うか喰われるか」の殺伐としたコミュニティが形成されるだけではないのでしょうか。
 問題因子の排除により質の向上を目指す人たちの目的は、そこにあるのでしょうか。私には、そうは思えないのですが。



 問題因子の排除は、長期的には問題を解決しません。


 面倒でも、うっとうしくても、効果が現れるまでに気が遠くなるような時間が掛かっても、根本原因(この場合は“人”とは限らない何か)を追究し、その打開策を考えるべきです。

日記つける人は不健康?

 日刊スポーツなんぞが言及URLのNo1になってるから何かと思えばコレ。
 日記つける人は不健康?

><


 へぇー。
 第二段落の「日記をつける人の不健康さ」が第三段落の「トラウマからの回復への有用性」を打ち消すようには思えないけど、『(共同)』とあるから、原文をあたるとまた違う印象なのかな。


 不健康になると日記をつけるようになるのか、あるいは日記をつけるような生活パターンだと健康を損ねるのか・・・
 いずれにしても、「そういうモンじゃないだろう」という気もします。
 因果関係が分からないし。(ゲーム脳なみに)


 『グラスゴーカレドニアン大の研究者らが、日記をつける学生94人とつけない41人を対象に健康に関するアンケートを実施した*1』とのことですが、サンプル数を増やしたら、有意の差は無くなるんじゃないのかなぁ。(^^;

*1:上記リンクからの引用です。

ま た シ カ ト か よ (笑)

 結局、例の質問群については、運営側からのアクションは無いのかな。


 私が送った(ごく簡単な)メールへのお返事もいただけそうにないし、返事を待たずに次のアクションを起こしても空回りするだけだし、どうしたもんだか。*1
 いや、返事をいただいたとしても、いつもの通り逆質問を返されるか、テンプレート通りの文面で済まされるだけだろうから、やはり次の対応に困るわけですけど。

><


 とにかく、今日はこれ以上待ってられないのでパス。もう出かけます。


 こういう対応が続くと、はてなダイアリー日記のコメント欄に突撃したり、人力検索である種の質問を連発したりする人の気持ちも分かってしまいますね(^^;
 まぁ、(緊急時以外は)私はやりませんけど。


 (株)はてな様の側に立って考えれば、講演や受託開発等のお仕事も有るでしょうし、はてなサービスの新機能のリリースも続いています。新規事業開発など、前向きの業務も多いでしょう。
 スタッフの皆さんがお忙しいことは重々承知してますので、「頑張ってください」と応援することしかできないのが歯がゆいです。

追記 (2004-10-13 8:13くらい)

 一連の質問に対して、(株)はてなとしての対応が取られたようです。


 (近藤社長の発表はコチラ)

(略)


本日、はてなにて内容を検討し、はてな利用規約に抵触すると判断した箇所についての削除、質問・アンケートの非公開措置を行いました。


(略)


○○様がおこなわれた質問ランキングにつきましては、弊社サーバーの負荷増大をもたらす可能性があること、ユーザー様のご利用状況を加工し発表することは利用規約に抵触するものであること等により、今後同様の行為はおこなっていただかないようお願いいたします。


続いて、はてなの質問において特定のユーザー様の利用行為を名指しで掲載されることは、利用規約に抵触する可能性がありますので、今後ははてな質問箱等のご連絡手段を用いてはてなに通報いただければ、と思います。


(伏字はsasadaによる)

とのことです。
 ご対応、ありがとうございました。m(_ _)m

*1:メールを送ってから今日までで実働1日未満ですから、レスポンスが遅いとはいえません。わたしは当事者でも有りませんしね。
大手プロバイダーでも、通常、一週間以内に返事が来るなら早い方です。
というわけで、このセクションの見出しはシャレですから、本気にしないでくださいね(^^;

日記の削除に伴う退避データの復元 2004-10-18 15:03

 http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20041018#1098076839 および http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20041018#c の やり取りの中で、この日の日記は一旦削除いたしました。
 せっかくいただいたコメントやトラックバックを削除してしまい、誠に申し訳ありませんでした。m(_ _)m
 当時のコメントやトラックバックの退避データより、下記の通り、復元させていただきます。

削除されたコメント欄です

#nobody
『[ppタグ] はてなグループでは起きない模様です。
実験例:
  → http://gamma.g.hatena.ne.jp/nobody/20040913#PP1
はてなエンジンによってレンダリングされたあとのページ・ソースを見てみましたけれど、二箇所とも「<!-- -->」となっていました。(つか、前は、このコメントアウトのタグすら出力されなかった仕様(*1)だったような気もしますが、ちょっと記憶になさすぎ。コメントアウトについては、グループで出力されるHTMLのソースまでは見てなかったようにも思うので、*1の部分は気のせいである可能性が高いです)。ではでは。』(2004/10/12 21:19)

#nobody
『あと、PPタグ不具合の、実施例があるといいかと思いました。この日記のどこかに掲載されていますでしょうか? お手数をおかけしますが、よろしくおねがいします。ではでは。』(2004/10/12 21:23)

#sasada
『追試ありがとうございます。m(_ _)m
コチラのダイアリーでは、「><!--」が「>」に、「--><」が「<」になってますので、やはり「<!-- -->」が消えてるのだと思います。原因は、コメントアウト機能を2階使ったためでなく、コメントアウト内に「**小見出し」を含めてしまったせいかもしれません。(追実験: http://d.hatena.ne.jp/sasada/20020906)』(2004/10/13 07:34)

#sasada
『コメントアウト中の挙動についての追試の結果です。
暗黙のpタグは、編集画面ではppタグに置換されます。
「**小見出し」の二つのアスタリスクの間に、が挿入されます。
空行を二つ入れるとbrタグが入るはずですが、なぜかppタグ×2になります。
HTMLではppタグもpppタグも無視されて表示されません。
あとは、はてな様の対応待ちと言うことにしておきます(^^)』(2004/10/13 10:11)

伝説のppタグをついに見てしまった!!

 ダイアリーのコメント機能(『><!--』行と『(空白)--><』行で括る奴)を一日分のダイアリーで2箇所用いると、通常の編集でどちらの箇所も『>』と『<』に化けてしまいます。(編集画面のテキストエリアも通常表示のHTMLも両方)
 で、(暗黙の)『<p> ほにゃらら </p>』が『<pp> ほにゃらら </pp>』になってしまいます。(こちらは編集画面のみ?)


 「ちょっとした更新」では、この不具合は発生しません。
 id:hatenadiary様、修正をお願いいたします。m(_ _)m

追記 2004-10-13 7:25くらい

 どうやら、ヒミツ日記中に「**小見出し」を書いたのが原因かも。
 (テスト: d:id:sasada:20020906)

さらに追記 2004-10-13 9:50くらい

 暗黙のpタグは、編集画面ではppタグに置換されます。
 コメントアウト内部に空行を二つ入れるとbrタグが入るはずですが、編集画面ではなぜかpppタグに変換されます。
 (HTMLではppタグもpppタグも無視されて表示されません)

さらにさらに追記 2004-10-13 11:43くらい

 暗黙のpタグは、編集画面ではppタグに置換されます。
 「**小見出し」の二つのアスタリスクの間に、</ppp><ppp>が挿入されます。
 空行を二つ入れるとbrタグが入るはずですが、なぜかppタグ×2になります。
 HTMLではppタグもpppタグも無視されて表示されません。

もっと追記 2004-10-20 17:00くらい

 この不具合は修正されました。
 原因ははてなグループキーワード自動リンク機能の不具合によるものだったそうです。
 そういえば使ってます、この機能。ちゃんとレポートしておくべきでした(^^;
 なにはともあれ、id:hatenadiary様、ありがとうございました。m(_ _)m